「電影2018」日中映画交流イベント

「電影2018」日中映画交流イベント

中国新作映画が東京・大阪・名古屋にやってくる!

日本と中国の共同映画製作や市民交流がスタート!


日中両国の国交正常化45周年を記念して、国際交流基金と東京国際映画祭事務局の公益財団法人ユニジャパン、上海国際映画祭事務局の上海国際影視節有限公司との共同で、それぞれの国の映画を通じた映画交流イベントが2018年3月8日(木)〜10日(土)東京、3月10日(土)〜12日(月)大阪、3月12(月)〜14日(水)名古屋にて開催。監督や俳優も来日予定。

◼️「電影2018」上映作品


【オープンニング作品】

◻️『芳華(フォンファ)-Youth-』(原題:芳華)

≪ストーリー≫
1970 年代の中国。軍隊芸術団のリュー・フォン(劉峰)は、純朴で人助けが好きな好青年として仲間に信頼されている。フー・シャオピン(何小萍)は、希望と理想を持って芸術団に入団したが、農村出身であるために芸術団の先輩たちにいじめられる。激動の時代、恋の鼓動、人々が運命に翻弄され思わぬ結末となる。
写真:©︎Huayi Brothers Pictures Limited
監督:フォン・シャオガン(馮小剛) 
出演:ホァン・シュアン(黄軒)、ミャオミャオ(苗苗)、チョン・チューシー(鐘楚曦)
・中国で2017年最高の感動作として爆発的ヒットが続くフォン監督の最新作。2017年12月15日に中国で公開され、上映1ヶ月で興行収入14億元(約230億円)とフォン監督の個人興行収入記録を塗り替えた作品。
・2月公開の日中合作映画『空海-KU-KAI-』の白楽天役で主演を務める俳優ホアン・シュアン(黄軒)主演作。
・第12回アジア・フィルム・アワード 最優秀作品賞
・第54回台北金馬賞 最優秀脚本賞にノミネート。


【東京のみ】

◻️『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(原題:解憂雑貨店)

≪ストーリー≫
強盗を働いた3人の若者が逃げ込んだ古い商店。かつて主人が人々の悩みを聞いていたその雑貨屋に、何故か過去から悩み相談の手紙が届く。中国でも高い人気を誇る東野圭吾原作の、時空を超えたヒューマンドラマ。
写真:©︎2017 EMPEROR FILM PRODUCTION COMPANY LIMITED WANDA MEDIA CO., LTD、SHANGHAI PMF PICTURES CO., LTD、KADOKAWA CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
監督:ハン・ジェ(韓傑)
出演:ワン・ジュンカイ(王俊凱)、ディーリーレーバー(迪麗熱巴)、ドン・ズージェン(董子健)
・全世界累計部数1000万部を超え、日本でも映画化され大ヒットを記録した東野圭吾の大ベストセラー『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年)の中国版映画。
・TFBOYSのワン・ジュンカイら中国若手スターやジャッキー・チェンなど豪華アンサンブルキャストで映像化。


◻️『追跡』(原題:追・踪)〈中国未公開〉

医学部の学生と製鉄所で働く青年が1冊の本を通じて友だちとなる。ともに生活に恨みを持つ2人は共謀して、殺人を犯してしまう。犯行後、二度と会わないことを約束して2人は別れる。事件の手掛かりを追う若い警察官は、彼らを逮捕することができなかった。10年後、医学部学生は一人前の医者に成長し、幸せな家庭を築いていた。一方、良心の呵責に苛まれた製鉄所の青年は約束を破って、医者を探しはじめる。ついに再会した2人は、贖罪をするのか、それとも壊滅への道を選ぶのか。中国未公開作品。
写真:©︎Beijing BHBD Culture Diffusion Co., Ltd
監督:リー・シャオフォン(李霄峰)
出演:ルオ・チン(羅晋)、ニエ・ユエン(聶遠)
・ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督創立の第1回平遥国際映画祭 新作部門ノミネート
・第18回上海国際映画祭 アジア新人賞部門最優秀脚本賞ノミネート
・第22回釜山国際映画祭 アジアの窓部門ノミネート


◻️『無言の激昴』(原題:暴裂无声)〈中国未公開〉

≪ストーリー≫
寒くてどんよりとした中国北方の冬、鉱山労働者であるチャン・バオミン(張保民)の息子が行方不明になった。チャンは、事故によって話すことができない。彼は、わが子を捜し求めるうちに、この失踪事件が違法採掘をし続ける鉱山オーナーと深く関わっていることに気づく。破壊された環境、消えたわが子、汚れた心、荒野で声なき怒りが広がっていく。
写真:︎©︎Bingchi Pictures
監督:シン・ユークン(忻鈺坤)
出演:ソン・ヤン(宋洋)、ジャン・ウー(姜武)、ユアン・ウェンカン(袁文康)
・前作の長編デビュー作『心迷宮』が海外で多数の映画祭に出品。受賞歴:
第71回ヴェネツィア国際映画祭 イタリア批評家賞最優秀新人監督受賞、第19回釜山国際映画祭 アジアの窓部門出品、第51回トルコアルトゥン・ポルタカル映画祭 コンペティション部門出品、第30回ポーランドワルシャワ国際映画祭 コンペティション部門最優秀作品受賞、第15回日本福岡国際映画祭 出品


◻️『シティ・オブ・ロック』 (原題:縫靱機楽隊)

≪ストーリー≫
ジーアン(集安)は、ロック音楽が盛んな町として知られている。ところが、町のランドマーク「ロックンロールパーク」が不動産建設のために取り壊されるという。ロックを愛する一人の青年が、町のランドマークを守るために立ち上がった。彼は、ロックバンドを作ってコンサートを行うことで町を盛りあげようと考えるが、世の中そんな思い通りには進まない。町に呼んだバンドマネージャーや、応募してきた個性豊かなバンドメンバーも全員ワケあり。トラブル続きの中、青年と仲間たちは奇跡を起こせるのか。
写真:©︎The City Film Co., Ltd Shanghai RUYI Film & TV Production Co., Ltd
監督:ダーポン(大鵬)
出演:ダーポン、チャオ・シャン(喬杉)、グーリー・ナーザー(古力娜扎)
・テレビ番組司会、お笑い芸人、俳優など多才なダーポン監督は、前作『煎餅侠』(2015年公開)で興行収入10億元(170億円)を達成。
・第18回上海国際映画祭 映画チャンネル部門最優秀新人監督賞、最優秀新人男優賞受賞。


◻️『奇門遁甲(きもんとんこう)』(原題:奇門遁甲)

≪ストーリー≫
宇宙から襲いかかる魔物たちと、秘術“奇門遁甲”を操る謎の組織「霧隠門」のメンバーが繰り広げる一大バトル。ウ―ピン監督82年のヒット作を自らリメイク。ツイ・ハークが脚本を務めた武侠ファンタジーの決定版。
写真:©︎2017 LE VISION PICTURES(BEIJING) CO LTD、ACME IMAGE(BEIJING) FILM CULTURAL CO LTD、FILM CAN PRODUCTION LTD、LE VISION PICTURES(HK) CO LTD
監督:ユエン・ウーピン(袁和平)
出演:ダーポン(大鵬)、ニー・ニー(倪妮)、リー・ジーティン(李治廷)
・監督は香港の代表的なアクション監督。ジャッキー・チェンの出世作『酔拳』は代表作。
・香港武侠映画を代表する監督ツイ・ハークがプロデュース
・本映画祭上映の『シティ・オブ・ロック』大鵬監督が出演。
・第12回アジア・フィルム・アワード最優秀視覚効果賞、最優秀衣装デザイン賞にノミネート


◻️『ライスフラワーの香り』(原題:米花之味)〈中国未公開〉

≪ストーリー≫
少数民族のイエー・ナン(葉楠)は、長年の出稼ぎから、雲南省とミャンマーの国境にある故郷へ戻る。13歳の娘の面倒を見るためだ。ところが、一度疎遠になった親子関係はそう簡単には戻らない。ある日、娘は友だちの女の子とお寺の賽銭箱からお金を盗んでしまう。その後、友だちは病気で倒れてしまうが、村人たちはその子に悪霊が取り憑いた信じている。村人たちは悪霊を退治するために山神の指示に従って、水かけ祭りの日に2億5000万年もの歴史のある溶岩の洞窟に祭られている仏像を参拝しようとする。
写真:©︎Yong an (tianjin) productions
監督:ポンフェイ(鵬飛)
出演:イーン・ヅェー(英澤)、イエー・メン(葉門)、イエー・ピン(葉拼)、イエー・ブーロウ(葉不勒)
・第一回平遥国際映画祭 新人部門 最人気映画受賞
・第74回ヴェネツィア国際映画祭 ヴェニス・デイズ部門出品
・デビュー作『地下の香り』受賞歴:第20回釜山国際映画祭 アジア映画の窓部門出品、第72回ヴェネツィア国際映画祭 出品、第51回シカゴ国際映画祭 新人監督賞


◻️『無敵名人の最強食譜レシピ』(原題:絶世高手)

≪ストーリー≫
秘密の書が存在すると噂されている。生まれつき痛みに鈍感なチンピラは、その書を手に入れるために、ある世界に入り込んだ。そこでは、セーターを編むことに夢中な元編物職人、喧嘩ばかりの暴力少女、怪しげな料理しか作れない料理人、人の感情を操るおばさん、強迫性障害を持つ日本の侍など、様々な達人たちと謎の書をめぐる爆笑頂上決戦を繰り広げる。
写真:©︎C2M Pictures (Shanghai) Co., Ltd
監督:ルー・ジェンユー(盧正雨)
出演:アンバー・クォ(郭采潔)、ファン・ウェイ(範偉)
・日本人俳優・倉田保昭氏が謎の侍役で出演。
・歴代中国映画興行収入2位を記録した大ヒット映画『人魚姫』(原題:美人魚)の執行監督を務めた。


◻️『乗風破浪〜あの頃のあなたを今想う』(原題:乗風破浪)

≪ストーリー≫
2022年、レーサーのシュー・タイラン(徐太浪)は、自分の夢を理解してくれない父親との葛藤を抱えていた。ある日、アクシデントによって奇妙な冒険に巻き込まれる。1998年にタイムスリップした彼は、個性溢れる人々と知り合う。ビデオショップを経営するオーナーのアージェン(阿正)、ITエンジニアのシャウマー(小馬)、リューイー(六一)、アージェンの彼女シャウファー(小花)。仲間に入ったシュー・タイランは、彼らと冒険するうちに自分と家族の過去を知ることになる。
写真:︎Shanghai PMF Pictures Co., Ltd
監督:ハン・ハン(韓寒)
出演:ダン・チャオ(鄧超)、エディ・ポン(彭于晏)、チャオ・リーイン(趙麗穎)、ドン・ズージエン(董子健)、チン・シーチェ(金士杰)
・興行収入約10億元(約170億円)
・ハン・ハン監督は、高校在学中から作家活動を始め、退学して作家に専念。昔の夢であるプロレーサーに転身し、3年連続で中国年間チャンピオンとなる。本作は自ら脚本、監督を手掛けた。


◻️『南極の恋』(原題:南極之恋)

≪ストーリー≫
墜落事故によって南極大陸に取り残されてしまった会社経営者と極地観測研究所の女性研究者。まったく接点のないふたりが極寒の地でサバイバルをする羽目に。大雪原を舞台に描く、壮大なスケールのラブストーリー。
写真:©︎C2M Pictures (Shanghai) Co., Ltd
監督:ウー・ユーイン(呉有音)
出演:ヤン・ズーシャン(楊子珊)、マーク・チャオ(趙又廷)
・実際に南極で撮影を敢行。今回の映画は、原作も脚本も監督自ら手がけた。
・監督自身は中国極地観測隊のメンバーであり、2回にわたって南極へ観測研究に行った。
・主演俳優マーク・チャオは2009年台湾金鐘奨最優秀男優賞受賞。
・主演女優ヤン・ズーシャンは2015年上海国際映画祭メディア部門最優秀女優賞受賞。


◼️来日ゲストの紹介

◻️ダーポン(大鵬)氏

『シティ・オブ・ロック』主演・監督
『奇門遁甲』主演
東京会場:3/8(木)15:45 オープニングセレモニー、3/9(金)16:05 『シティ・オブ・ロック』、3/9(金)19:05『奇門遁甲』


◻️シン・ユークン(忻鈺坤)監督

『無言の激昴』監督
東京会場:3/8(木)15:45 オープニングセレモニー、3/9(金)13:05『無言の激昴』
大阪会場:3/10(土)17:45 オープニングセレモニー、3/11(日)10:20『無言の激昴』


◻️温素純プロデューサー

『無言の激昴』プロデューサー
東京会場:3/8(木)15:45 オープニングセレモニー、3/9(金)13:05『無言の激昴』
大阪会場:3/10(土)17:45 オープニングセレモニー、3/11(日)10:20『無言の激昴』


◻️リー・シャオフォン(李霄峰)氏

『追跡』監督
大阪会場:3/10(土)17:45 オープニングセレモニー、3/11(日)13:30『追跡』
名古屋会場:3/12(月)17:50『追跡』


◻️シンポン(辛鵬)氏

『追跡』出演
大阪会場:3/10(土)17:45 オープニングセレモニー、3/11(日)13:30『追跡』
名古屋会場:3/12(月)17:50『追跡』

※ やむを得ない事情によって、来日ゲストが欠席となることもあります。


◼️SCHEDULE

◻️2018年3月8日(木)〜10日(土)東京
⚫︎ 東京 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
東京都港区六本木6丁目10−2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内

3月8日(木)SC2
13:30『芳華-Youth-』
18:30『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

3月9日(金)SC1
10:20『追跡』
13:05『無言の激昂』
16:05『シティ・オブ・ロック』
19:05『奇門遁甲』

3月10日(土)SC1
10:10『ライスフラワーの香り』
12:15『無敵名人の最強食譜』
14:45『乗風破浪~あの頃のあなたを今想う』
17:00『南極の恋』

東京会場チケット購入:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

◻️2018年3月10日(土)〜12日(月)大阪
⚫︎ 大阪 阪急うめだホール
大阪府大阪市北区角田町8−7 阪急百貨店うめだ本店9階

3月10日(土)
15:30『芳華-Youth-』
大阪会場(阪急うめだホール)チケット購入:チケットぴあ

⚫︎ 梅田ブルク7
大阪府大阪市北区梅田1丁目12−6

3月11日(日)
10:20『無言の激昂』
13:30『追跡』
16:40『シティ・オブ・ロック』
19:50『奇門遁甲』

3月12日(月)
11:20『ライスフラワーの香り』
13:40『無敵名人の最強食譜』
16:20『乗風破浪~あの頃のあなたを今想う』
18:50『南極の恋』
大阪会場(ブルク7)チケット購入:ブルク7

◻️2018年3月12(月)〜14日(水)名古屋
⚫︎ 名古屋 109シネマズ名古屋
愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60−14 マーケットスクエアささしま 2F

3月12日(月)
12:05『ライスフラワーの香り』
14:30『無言の激昂』
17:50『追跡』

3月13日(火)
12:50『シティ・オブ・ロック』
15:30『南極の恋』
18:10『奇門遁甲』

3月14日(水)
13:20『無敵名人の最強食譜』
16:00『乗風破浪~あの頃のあなたを今想う』
18:30『芳華-Youth-』
名古屋会場チケット購入:109シネマズ

「電影2018」


[写真:オフィシャルスチール/文:fm GIG シネマ侍編集部 おくのゆか]

2018年2月19日記事内容に追記
2018年3月6日記事内容に追記

シネマ侍 CINEMA-SAMURAI

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