短編映画『脚本家』レビュー

短編映画『脚本家』(原題:Le Scénariste/英題:The Screenwriter)

果たして脚本は完成するのか⁉︎

その衝撃的な顚末とは⁉︎


2018年1月19日〜2月19日の「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」の「What The F...rench!?」のコンペティション部門に短編作品として出品されているフランソワ・パケイ監督の『脚本家』が無料試聴できる。

≪みどころ≫
『ザ・インベーダー』(2011年)、『アンジェラ』(2005年)の豪快な脚本家ジャンを演じるセルジュ・リアブキンの存在感と繊細なジョナスの描くシナリオ中の世界観の対比が面白い。ジョナスの恋人には、『シスタースマイル ドミニクの歌』(2009年)、『トト・ザ・ヒーロー』(2001年)のサンドリーヌ・ブランクがつとめている。本作を観終わったあとに、映画のジャンルが分かるという構成になっており、もう一度観直すと、また違った見方のできる作品だ。

≪ストーリー≫
映画の脚本を執筆中のジョナス(ヴァンサン・ルキュエール)。シナリオを持ち込むも、子どもとニジマスという内省的な作風にベテラン脚本家ジョン・ルーブリック(セルジュ・リアブキン)の手助けを受けてシナリオを仕上げることになる。世界観を共有するために、しばらくの間ジョンが家に滞在することになった。しかし、一緒に暮らす恋人エレーヌ(サンドリーヌ・ブランク)はそれが気に召さないようだ。果たして、ジョナスのシナリオは完成するのか。

◻️映画予告編
『脚本家』2018年配信作品
(ベルギー、フランス/2016年/27分/デジタル)
監督:フランソワ・パケイ
主演:セルジュ・リアブキヌ、サンドリーヌ・ブランク、ヴァンサン・ルキュエール

◻️監督プロフィール
プランソワ・パケイ(François Paquay)
『脚本家』(2016年)

◻️映画作品情報

監督:フランソワ・パケイ
主演:セルジュ・リアブキヌ、サンドリーヌ・ブランク、ヴァンサン・ルキュエール
エグゼクティブプロダクション :
Take Five

◻️短編映画

ジャンル : フィクション
サブジャンル : コメディー、ユーモア
テーマ : シネマ
言語 : フランス語
出身 : ベルギー (100.0%)、フランス (100.0%)
Original French-language productions : 不明
製作国 : ごく一部フランス (ベルギー、フランス)
製作年 : 2016
上映時間 : 27 分
禁止 : 12歳未満


「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」
https://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/

[文:おくのゆか]

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